
今回はPCR検査陰性証明書を取得し、マルタ共和国に渡航した体験談をご紹介させていただきます。
このような状況ですので海外渡航はお勧めしかねますが、留学など色々な事情で渡航される方の参考になれば幸いです。
決められたルールをしっかりと守って渡航しましょう!
目次
マルタ共和国入国の条件
PCR検査について
マルタに入国するにはPCR検査の陰性証明書が必要になります。
マルタの空港に到着した際、テストを受けることができますがスムーズに入国・航空便に搭乗するためにもあらかじめ日本の病院で取得しておくとよいでしょう。
航空会社について
残念ながら日本からマルタへの直行便は運航されていません。
入国のルートとして、ターキッシュエアラインズの羽田空港からイスタンブールを経由した便が候補にあります。
私もそちらの便を利用しました。
ターキッシュエアラインズの搭乗条件は現在(2021年3月16日)、下記の通りPCR検査の陰性証明書が必要となります。
PCR検査陰性証明書の条件
- トルコ行き航空便の出発予定時刻の72時間以内に検体採取したPCR検査陰性証明書(6歳以上)
- PCR検査陰性証明書のフォーマット:紙・デジタル、いずれも有効(書式指定なし)
- PCR検査陰性証明書の言語:指定なしですが、英語推奨。NEGATIVE等、表記言語の非理解者でも判断可能な形で表記される事が必須

PCRテスト陰性証明書取得について
羽田空港から出発ということで出発予定日の前日に都内の病院でPCR検査をしました。
比較的安い金額で来院検査を受けることができ、海外渡航(マルタ渡航)に対応している病院をご紹介させていただきます。
おすすめの病院
Tケアクリニック
料金
PCR検査16,500円+陰性証明書(標準様式)5,500円=22,000円- 土日祝祭日も受診可能
- 検査の翌日18:00~陰性証明書受取り可能
私が利用させていただいた病院でもあります。
私は航空便の出発時刻が22:55だったので前日に検査を受け、当日に陰性証明書を受け取ってそのまま空港へ向かいました。
Tケアクリニックは浜松町駅の近くに立地するのでそのまま東京モノレールで羽田空港へ行くことができます。
チーム メディカル クリニック
料金
PCR検査9,900円+陰性証明書(国別対応)5,500円=15,400円- 土日祝祭日は休診
- 検査の翌営業日に陰性証明書受取り可能
Tケアクリニックよりさらに安い料金で検査を受け陰性証明書を取得できるのがこちらのチーム メディカル クリニックです。
私も最初はこちらの病院での検査を検討していましたが、すでに予約がいっぱいで申し込みをすることができませんでした。
土日祝祭日が休診ということで月曜日や金曜日は混みあう可能性があるので早めに予約されることをおすすめします。
ちなみに電話で確認をしたところ、マルタ共和国へ渡航された方も利用されており問題なく渡航できたとのことです。
ココがポイント
ウェブサイトで予約をされる場合、日本語と英語の予約フォームがあります。
日本語の予約フォームの日程がいっぱいだった場合、英語の予約フォームの日程に空きがあれば日本人の方も利用できるそうなので英語の予約フォームもぜひチェックしてみてください!
PCR検査・陰性証明書取得の流れ
それではTケアクリニックでのPCR検査と陰性証明書取得の流れについて簡単にご紹介させていただきます。
step
1WEBサイトで予約
TケアクリニックのWEBサイトから希望の日程で予約をします。
料金は事前に支払うこともできますし、当日窓口で支払うこともできます。
step
2受信したメールから問診票を入力
Tケアクリニック検査予約代行から予約時に入力したメールアドレスに当日の検査についてのメールが送られてきます。
メールに記載されたURLをクリックし、問診票を入力します。
step
3来院
検査当日、予約時間の5分前には病院に到着しているようにしましょう。
受付でモニター画面を通して簡単な医師の問診を受けます。
その後問診表を記入し、名前を呼ばれたら会計が済んでいない人は会計をし、検査を受けます。
検査は鼻に綿棒を入れるタイプの鼻咽頭検査で5分程で終わります。 検査が終了したらそのまま帰宅できます。
持ち物
- 健康保険証
- パスポートの原本、もしくは顔写真のページのコピー
step
4検査結果通知

私は14:30に検査を受けましたが、当日の夕方には結果を受け取ることができました。
step
5陰性証明書受取り
検査翌日の18:00~19:00に来院して陰性証明書を受け取ることができます。
(翌々日は9:00~12:00/13:00~19:00で受取り可能)
私は18:30頃に来院しましたがスムーズに受け取ることができました。
封筒に入れられた陰性証明書が準備されており、係の方にパスポートを提示して受け取ります。
その際、名前のスペルなどに誤りがあった場合はその場で訂正してくれるそうです。
航空便搭乗から入国までの流れ
航空便搭乗から入国までの流れで通常と違う点は下記の通りです。
- 羽田空港でのチェックイン時にPCR陰性証明書を提示する
- イスタンブール空港での乗り継ぎの際、搭乗ゲートでPCR陰性証明書を提示する
- イスタンブール-マルタの機内で配布される必要書類に記入
- マルタ共和国の空港に到着した際、PCR陰性証明書と機内で配布された書類を提出する(返却されません)
特に大きなトラブルや困ったこともなく入国することができました。
日本に帰国する場合
マルタから日本に帰国する際、出発予定時刻の72時間以内に検体採取したPCR検査陰性証明書が必要となります。
また、帰国後は公共交通機関の利用は不可能となり14日間の自主隔離をする必要があります。

マルタ共和国の状況
マルタ共和国の状況についてです。
3月5日~4月11日までマルタ共和国政府より下記の通りルールが発表されています。
レストラン、カフェ、パブ、クラブ、スナックバー、キオスクの閉鎖
自宅に友人を招く場合は4世帯以内(人数ではなく属している世帯でカウント)
語学学校授業のオンライン化
残念ながら約1ヵ月間は外食をすることができません。
スーパーマーケットやマルタに点在するパイスタンドなどは通常通り営業をしています。

世界一周の旅についてご紹介させていただいている姉妹ブログにマルタの状況をもう少しわかりやすくご紹介させていただいているのでよければチェックしてみてください!
まとめ
いかがでしょうか?
コロナ禍での海外渡航ですが事前の情報収集と事前準備をしっかりと行い、ルールを守ったうえで渡航しましょう。

また、ノマドワーカー・BUYMAのことについてご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください!